2020年の創作活動まとめ

今日で2020年が終わるそうです。
あっという間に2020年とはなんだったのかわからなくなりそうなので、活動記録を残しておこうと思います。

『恋を知らぬまま死んでゆく』

5月28日にKADOKAWA・ビーズログ文庫さんから発売。
装画が雪下まゆさんで、装丁に特色ピンクが使われている豪華仕様です。他人のカネで出す本って最高だな…。

作品の内容については…特に言及することがないな…。
書籍化にはいろんなひとが関係してくるので、「私のものだ!」という感覚が薄いといいますか…。
2020年に私がした作業は校正だけなので、担当さんを中心とした方々の手が加わっていくのを「わー!わー!」と眺めていたような感じさえあります。
原稿作成時から「これは私のための物語ではない」という、近いけど遠い物語のような印象もあったので、そのへんも関係しているのかもしれません。

WEB版宣材のタママさんのイラストも最高なので見てください。

『マトリカリアを踏みつけて』

自分のカネで出した本。自家通販とテキレボEXで同人先物取引をし、6月1日に発行しました。
装画は臓内ニガツさんです。最高の漫画を描かれてらっしゃいます。⇒【web再録】切っ先のベイビーピンク
カバー下イラストが装画に輪をかけてヤバいので、暴力表現がお好きな方はぜひ実物をお手にとっていただければ…。

主人公のビジュアルラフです!かわいいので見て!ちなみに人間性は最悪です。

2013年に書いた話のリメイク版だったりします。
「きちんと仕上げるまでは死ねない…!」と思っていたのですが、書きたいことに技術が追いつかず、なかなかリメイクできなかった…という背景があったりなかったりします。
現状でも技術が足りていない感触があるので、もっと小説がうまくなったらまたリメイクするかもしれません。
あと、少女と暴力の組み合わせがやっぱり大好きだな~と思ったので、来年以降も暴力を生産していきたいです。

不幸な少女アンソロジー『シンデレラストーリーズ』

八束さん主宰のアンソロジーにも、長めの短編(?)を寄稿させていただきました。
マトリカリアで「戦場を書くのは楽しいな~」と思ったので、戦場×少女な話を書きました。
作品の掲載順にもやんややんや言わせてもらっています。

どちらかというと、宣伝で暴れ回っていた記憶のほうが色濃いです。
1作1作が異常に濃い上に、ガラスの靴を粉砕しそうなシンデレラばかりなので、おすすめの1冊です。

『さいはての果てのなぎさ』

これは制作中の作品です。
テキレボEX2で同人先物取引中です。なんで1年に2回も同人先物取引をしてるのか?
わたなべとまりさんに装画をお願いしたくて、なんかエモそうな話を考えました。実際にエモいかは謎。
表紙デザインは春也さんなので、装丁はエモが約束されています。

まとめ

少女!ドン!な表紙が好きなんだね…ということがよくわかる一年でしたね。
来年はなんとかして『さいはての果てのなぎさ』を完成させて、あとは…あとは…野となれ山となれかな…。
ぶっちゃけ、書籍化&マトリカリア発行したら、死ぬまでに体験しておきたいな~って思ってたことがだいたい片付いちゃった気がするんですよね!
それでもやっぱり暴力は健康にいいので、これからも養命酒を飲みながら少女のための暴力小説を書いていきたいです。