新刊告知(COMITIA120)

5月6日のCOMITIA120にて『遺品アンソロジー Memento』を頒布いたします。
カメラ、オルゴール、懐中時計、指輪、そして無し――の5つの遺品をテーマにした小説アンソロジーです。
「ぼくのかんがえたさいきょうのメンバー(ただし私を除く)」に執筆と装丁をお願いしたアンソロなので、最の高としか言いようのない内容になっております。

ちなみに、私は懐中時計というお題で『嘘と欺瞞のプリヴィデーニエ』という小説を書きました。
白系ロシア人の祖母の遺品を本来の持ち主に返すためにシベリア鉄道に乗りこんだ女子大生と、どう見ても正体はアレだろ…な現地民の青年の話。
いわくつきの懐中時計をめぐる、なんちゃってミステリーです。

既刊は『花と死体』を持って行く予定です。
大変ありがたいことに、ティアズマガジンのPush&Reviewに掲載していただきました。
よろしければお手にとっていただけましたら幸いです。

今回も八束さんとの合同サークルです。
また、水煮さんの月星座本、梶つかささんの百合小説も委託頒布予定で、賑やかなスペースになりそうです。

新刊情報
開催日時:5月6日(土)11:00-16:00
会場:東京ビッグサイト東4・5・6ホール
委託先スペースNo.:い31a
サークル名:おざぶとん

『遺品アンソロジー Memento』
遺品アンソロ表紙(1000x710)

仕様:カバー付き文庫/212ページ/オンデマンド印刷
価格:800円
装画:春也さん

冒頭試し読みはこちらから!